2015-12-16に投稿
おねーさんのいるクラブであえて葉巻を吸う必要もなかろうが、そうせざるを得ないこともあるだろう。
このレビューは、初クラブ葉巻をする人に向けた指南書である。
といっても、気を付けることは2つだけ。
1. 葉巻は持参すること
2. カットと点火は自分ですること
クラブは店で葉巻を買えることも多い。豪奢なヒュミドールに葉巻が数本保管されているが、保管状態は最悪。
KAJIも葉巻はあるが、購入すれば最悪の喫煙経験となるだろう。
カットはボーイがしてくれる。吸い口を斜めにするのが好きな人以外は自分でカットしよう。
シガーカッターは高価な物を揃えている店とそうでない店がある。
KAJIは葉巻を買った時にオマケでもらえるようなシガーカッターを置いている。
点火もボーイがしてくれる。面白いほど黒焦げの葉巻が出来上がるが。
下手ならライターを使えばいいのに、何故かマッチやシダーを使いたがる店もある。
不思議な世界だ。
しかし、持参した葉巻を自分でカットし点火すれば意外と居心地は悪くないはずだ。
接待であれば、レストランやバーよりも気楽かもしれない。おねーさんが客の相手をしてくれるので、こちらは葉巻に集中できる。(客が女好きの場合に限るが)
おねーさんたちも、こちらが葉巻を楽しんでいることをすぐに察し、過度なおしゃべりはしてこない。
『あれっ、クラブ葉巻っていいかも!』と思う人もいるかもしれない。
しかし落とし穴がある、
ある日のKAJIの会計は、3人で80万強だった。
葉巻には、いくつのチャージがのったのだろうか。
ヒュミドール開けチャージ、葉巻選定チャージ、カットチャージ、ファイヤーチャージ、などなど。この想像があながち冗談ではないところが銀座の恐ろしいところである。エアコンチャージがある店だってあるのだからねぇ。
少し脅し過ぎたかもしれない。
上記は、そこそこのお酒を飲んで長居した時の金額である。
安酒でショートスモークであれば、1人5-6万円くらいでも飲める。
そのような金額を物ともせずに使えるような人間が、クラブ葉巻に浸っていくのかもしれない。
そんな人はほとんどいないからクラブの葉巻は不味いのかもしれない。
私もクラブ活動は趣味ではなく付き合いである。
星は、クラブとしての評価ではなく、もちろん葉巻を吸う場所としての評価である。
コスパの観点で星2つである。
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